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どんな家を建てれば良いのか?満足できるのか?

皆さんが建築予定の場所は、寒さのレベルで言えば北海道、東北と同じ地域なので、「暖かく快適な家を建てる」ことは一番大切です。
ところが暖かい家にするために高性能な断熱パーツだけを組み合わせても、コストが上がるばかりで暖かい家にはなりません。実は本当に暖かい家には数値上の断熱性能と暖房計画の2つが必要なのです。
さらに、「建築費用」「住宅性能や暖房計画」などの、コストパフォーマンスも考える必要があります。

大井建設工業と信州大学の研究風景

信州大学との共同研究

信州大学との共同研究

どんな断熱性能や暖房計画が一番コストパフォーマンスがいいのか?実際に暖かいのか?その答えを追求するために、大井建設工業は信州大学工学部建築学科と共同研究を行いました。
この共同研究は佐久市に実際にモデルハウスを建築し、何年にも渡り測定しました。

この研究の結果、分かったのは断熱性能と省エネ性能が良く、さらにコストパフォーマンスに優れた住宅は、日本一寒い北海道を基準とするのが最適であるということでした。
その研究の成果を取り入れ、大井建設工業の技術の粋を尽くし、暖かく快適な住宅が誕生しました。

信州大学との共同研究結果

さらに9%の性能向上、それが60周年記念モデル

北海道の断熱基準でも十分暖かく快適ですが、60周年記念モデルでは、さらに断熱性能値を9%向上し、さらなる暖かさと快適さを実現しました。色々な変更点はありますが、暖かい家にするためには窓の断熱性能を向上させることが最優先と考え、トリプル樹脂サッシを標準で採用しました。その結果、北海道基準を超えたUA値0.40レベルの暖かさを可能としています。

大井建設工業エコ住宅の断熱性能
大井建設工業エコ住宅の付加断熱

断熱性能優先なら

ただ、さらに断熱性能にこだわりたい!という方には「付加断熱」をお勧めしています。

付加断熱とは充填断熱を入れ、さらに外張りの断熱材を施す工法です。壁の厚みが増すので外観に少し影響が出ますが、付加断熱まで追加するとUA値0.28レベルの暖かさを実現できます。

全棟で気密測定を実施

断熱性能を向上させ暖房計画をしっかり行えば暖かく快適な家になるのか?実はもう一つ必要です。それが気密です。大井建設工業では、全棟で気密測定を行い、気密性能(C値)0.7±0.2を基準としています。いくら断熱材を厚く施工しても、すきま風が入る家では暖かくなりません。暖かい住まいのためにはC値の測定は不可欠です。

気密測定

大井建設の床下エアコン暖房

大井建設工業の建築エリアは寒い地域ばかりで、最低気温が-10℃を下回ることもあります。そのため暖房には、真冬にも足元から暖かい床下エアコンを標準装備しています。
この床下エアコンは基礎から暖めるので、比較的寒いトイレや洗面脱衣室までポカポカになり、ヒートショックの心配も減少します。

信州大学との共同研究により誕生した当社の床下エアコンは、大学内の論文発表だけでなく、海外の専門誌にも取り上げられました。
他社とはひと味違う床下エアコンを体感してください。

大井建設の床下エアコン暖房
大井建設の床下エアコン暖房

松尾式の小屋裏エアコン

松尾式の小屋裏エアコン

暖房は床下エアコンですが、冷房には小屋裏エアコンをお勧めしています。この小屋裏エアコンは冷たい空気は下に、暖かい空気は上に向かうという自然の法則を生かし、夏は天井裏に設置したエアコンで冷房します。なお、小屋裏エアコンの第一人者、松尾設計室の松尾先生から直接指導を受けています。

研究と技術革新

日々、建築の技術や性能は向上しています。技術革新に終わりはありません。
今後も当社は、ハウス・オブ・ザ・イヤーの挑戦なども行いながら、信州大学との研究データを活かし、
最高レベルの健康・省エネ住宅を追求していきます。

研究と技術革新
研究と技術革新
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