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【Youtube】(床下エアコン)実際に10年使って困ったこと・・・工務店社長の自邸で採用した結果・・・

  1. 導入と背景:寒冷地での実体験

この動画は、長野県で創業60年の工務店を営む大井社長が、自身の自宅で10年間「床下エアコン」を使用したリアルな体験談を語るものです。

  • 極寒の地での生活: 大井社長は、札幌と同等の寒さ(地域区分2地域)である軽井沢町で育ちました。昔の家は非常に寒く、「花瓶が凍る」「トイレで息が白くなる」のが当たり前の環境でした。
  • 理想の家づくり: 「家中どこにいても暖かい」「温度差が少ない」「冬でも薄着で過ごせる」という、子供の頃からの夢を叶えるために行き着いた結論が床下エアコンでした。

 

  1. 床下エアコンのメリットと実態

10年以上住んで感じた最大の良さは、「理想の暖かい家になった」という点です。

  • 快適性: 床暖房のように足元から暖かく、エアコン特有の風を感じない自然な温かさが得られます。
  • コスト面: 設置費用は概ね40万円〜60万円程度であり、ランニングコストも灯油による床暖房などと比べると割安になる傾向があります。
  • メンテナンス: 仕組みが簡単なため、故障時の修理や交換も容易です。

 

  1. 10年使ってわかった「3つの困ったこと・失敗ポイント」

実際に住んでみて初めて気づいた、リアルな注意点が3つ挙げられています。

  1. 室内が極度に乾燥する:

    ◦ エアコンを利用するため、非常に乾燥します。

    ◦ 1年目は基礎コンクリートの水分が出ますが、2年目以降は加湿器が必須です。

    ◦ 乾燥により木材が収縮し、クロスのひび割れや健康被害(喉の痛みなど)が起きるリスクがあります。

  1. 和室が温まりにくい:

    ◦ 床下エアコンは基礎からフローリングを温める輻射熱を利用するため、厚みのある「畳」は熱を遮断してしまいます

    ◦ 和室を締め切ってしまうと、他の部屋より5度ほど温度が低くなる場合があります。

  1. 冷房としては使えない(最大の弱点):

    ◦ 暖房には最適ですが、床下エアコンでの冷房は推奨されません

    ◦ 冷たい空気は下に溜まる性質があるため、2階や上部を冷やすには非効率です。

    ◦ 何より、床下で冷房を使うと、温度差によって基礎の内部で「結露」が起きる可能性があり、これが最も危険な点です。

 

  1. 失敗しないためのアドバイス

床下エアコンを導入する際に知っておくべきポイントは以下の通りです。

  • 冷房は別で考える: 夏場は壁掛けエアコンや小屋裏エアコンなど、冷房用の機器を別途用意すべきです。
  • 1階と2階を分けて考える: 吹き抜けがあっても暖気は2階に届きにくいため、階層ごとに暖房計画を立てる必要があります。
  • 専門業者を選ぶ: 仕組みは単純ですが、その能力を最大限に引き出す設計は難しいため、「3年以上の経験」や「20棟以上の実績」がある業者を選ぶことが重要です。

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(たとえ話)床下エアコンは、「家全体を包み込む大きな使い捨てカイロ」のようなものです。足元からじんわりと家中を温めてくれますが、厚い毛布(畳)を敷くと熱が伝わらなくなりますし、夏場にカイロで部屋を冷やそうとしても、かえって結露(汗)をかいて家を傷めてしまうような難しさがあるのです。

 

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