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【Youtube】 築25年以上の家をリフォーム(リノベ)する時、注意すべき全てのこと

  1. 25年の住宅が抱えるリスク

25年の住宅と現在の最新住宅では、性能に非常に大きな差があります。安く購入できたとしても、見えない部分に以下のようなリスクが潜んでいることがあります。

  • 耐震性能の不足: 壁の量やバランス、接合金物が不十分なため、大きな地震で倒壊するリスクが高い。
  • 断熱性能の低さ: 断熱材がほとんど入っていないケースもあり、冷暖房の効きが悪く、最悪の場合はヒートショックや熱中症のリスクが生じる。
  • 保証の欠如: 現在は法律で10年間の瑕疵担保責任が義務付けられていますが、25年前は法的義務がなく、現在は保証期間も切れている。

 

  1. 耐震基準の歴史と現状

耐震基準は大きな地震が発生するたびに厳しく改定されてきました。

  • 1981年以前(旧耐震基準): 震度5程度の地震で倒壊しないことが基準。
  • 1981年〜2000年(新耐震基準): 震度6強の地震で「倒壊・崩壊しない」ことが基準だが、これは「命を守る(逃げる時間を作る)」ためのもので、その後住み続けられるかは想定されていない。
  • 2000年以降(現行基準): 阪神淡路大震災を経てさらに強化され、耐震等級13が標準化された。特に許容応力度計算に基づいた耐震等級3が最高水準とされる。 築25年の家は、現在の最高水準と比較すると耐震性能が半分以下(星2つ程度)である場合が多いのが現実です。

 

  1. 断熱性能の劇的な変化

断熱性能も近年、非常に高い頻度で基準が更新されています。

  • 1992年以前: 断熱の基準自体がほぼなかった。
  • 1999年(次世代省エネ基準): ようやく基準が形になり始めた。
  • 20254月〜: 断熱等級4(省エネ基準適合)が義務化され、それ以下の家は建てられなくなる。
  • 最新基準: 断熱等級5ZEHレベル)や、さらに上の67G3といった基準が登場している。 築25年の家は、現在の義務化基準(星5つ)に対し、2つ程度の断熱性能しかないことが一般的です。

 

  1. 年代別チェックリスト

物件購入前には、以下の年代別ポイントを確認することが重要です。

年代

チェックポイント

1981年以前

旧耐震基準。基礎に鉄筋が入っていない可能性もあり、耐震診断・補強が必須。

1981年〜2000

新耐震基準だが、2000年基準を満たしているか、耐震補強履歴があるかを確認。

2000年〜2008

耐震性は現行基準に近いが、図面通りの施工か、間取り変更で壁を抜いていないか確認。

2008年以降

耐震等級・断熱等級の具体的な数値を確認。10年保証が残っている可能性もある。

 

  1. リノベーションの優先順位と業者選び

リフォームを行う際は、「危険な部分」から着手するのが鉄則です。

  1. インスペクション(建物状況調査)の実施: 専門家に小屋裏や床下を調査してもらい、劣化状況や補修箇所を明確にする。
  2. 耐震補強: 予算は500万円〜1000万円かかる場合もあるが、安全の土台となる。
  3. 窓の断熱改修: 費用対効果が最も高い。熱の出入りは窓が最大(冬は6割逃げ、夏は7割入る)なため、窓を強化するだけで体感温度が劇的に変わる。最大200万円の補助金が活用できる場合もある。

 

【信頼できる業者の特徴】

  • 「まずインスペクションをしましょう」と提案する。
  • 「窓の断熱から考えましょう」と命に関わる性能を重視する。
  • 「見えない構造(筋交いや耐震)を調べましょう」と言う。

逆に、性能の話をせず「予算内でキッチンを綺麗にしましょう」といった見た目のおしゃれさだけを優先する業者は注意が必要です。

 

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